新しいカメラバッグを買ってしまいました。
カメラバッグメーカーとして有名なthinkTANKphotoの、Mirrorless Mover (ミラーレスムーバー) 30iというモデルです。
メインで使っていた中サイズ(ボディ1台+レンズ3本ぐらい入るサイズ)のショルダーバッグがだいぶくたびれていたので、何かいいバッグは無いかとヨドバシで探していたところ、ちょうど良さそうだったので。
25i、という、幅と奥行きは同サイズで、背の低いモデルもあるのですが、大きめのレンズも入れることがあるのと、ほぼ同サイズのバッグを持っているため、背の高い30iを選びました。
外観
正面はこんな感じ。スタイリッシュなデザインです。カラーは、黒をベースにダークブルー・ディープレッド・ピューター(グレー)の3モデル。ナイロン系の素材で、手触りはサラサラです。
側面。直方体の箱の1辺をカットして丸みを持たせた形状になっています。両側面にサイドポケットがあり、片方(写真の側面)はゴムが入っていて広げられます。500mlのペットボトルを入れることができます。
反対側は広がらないので、スマホなどを入れておくのにちょうど良い感じです。
背面。ポケットなどはありません。ベルトを通すことができます。
サイズは、外寸H22.5cm × W28cm × D14.5cm。内寸H20.5cm × W27cm × D10cm。重量600gとなっています。
今まで使っていたバッグの外寸が、H26cm × W33cm × D15cmだったので、一回り小さくなった印象です。
メイン収納
メイン収納には、ファスナーを開けてアクセスします。
ファスナーラインが3次元的な曲線になっているので、ちょっとラインを意識してファスナーを動かす必要があります。ファスナー自体の動きは滑らかなんですけどね。
上蓋を開いたところ。蓋が、前側(自分から見て奥)の方に開くので、内部はとても見やすいです。手を放しても蓋が勝手に降りてくることはありません。
蓋の裏側は小物を入れる収納スペースになっています。
一番手前はタブレット収納スペース。メイン収納にはセパレーターが3枚付いています。
ただ、このセパレーターがすごく薄い……。クッション性には疑問が残ります。また、フラップ(折れて左右に広がる作り)もないので、カメラにレンズを付けて、レンズを下にして収納、というスタイルは考えられていない感じです。
なお、左のセパレーターは開いてミニポケットになります。レンズキャップなどを収納しておくことが可能。また、SDカードポケットも付いています。
実際に機材を入れてみるとこんな感じ。左から、FUJIFILM X-T5、XF14mm、SIGMA 30mm DC DN、TAMRON 18-300mmです。
見ての通り、なんとかギリギリ3本入る、という感じ。
フィーリングではありますが、m4/3や小型のAPS-Cならボディ+レンズ3本。フルサイズだとボディ+レンズ2本という感じです。APS-Cでも、X-H2クラスだとレンズ3本は厳しいかも。
前面収納
本体前面のフラップを上げると、前面収納にアクセスできます。フラップは磁石で固定されているので、簡単に開閉可能。
前面収納にはポケットが2つあります。が、片方にはレインカバーが入ってるので、持っていくなら実質1つ。取り外しもできます。
フラップの内側には特に何も無し。隠しポケットとかあると良かったんですが。
良い点・悪い点
実際に、何回か使ってみました。
良い点
- 軽量・コンパクト
- サイズの割に容量は大きめ
- メイン収納から取り出しやすい
- かっこいい
- ペットボトルをサイドに入れられる
- レインカバー付属
悪い点
- クッション性が弱い
- メイン収納のファスナーがやや開けづらい(使ってると、ファスナー半閉じにしていることが多かったです)
- ショルダーストラップが細い
- 前面のフラップに機能性が無い(実質飾り)(かっこいいけど)
クッション性については、セパレーターを他のカメラバッグから移植することで改善されそうです。
ファスナーについては、適当なジッパープル(ジッパータブ)を付けることで、だいぶ改善されます。
ショルダーストラップも交換可能なので、社外品を付けることでなんとかなりそうです。
ちょっと手間とお金がかかりますが、カスタムも楽しみのひとつですよね。
そんなわけで、全体としては概ね気に入っています。