透明な七月

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文月十一郎のブログです。趣味のことなどをつらつらと。写真多め。

そろそろカメラバッグ沼を終わらせたい(ショルダー編)

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カメラバッグ沼、というのをご存じでしょうか。カメラを趣味にすると多くの人が機材(カメラ本体やレンズ)を取っかえ引っかえしてしまう物ですが、カメラを持ち運ぶバッグもまた沼のひとつなのです。

 

私が使っているカメラは、富士フイルムのX-T30という、APS-Cカメラの中でもかなりコンパクトなモデル。ところが、市販のカメラバッグの多くは、フルサイズの一眼レフ機をターゲットにしているため、コンパクト機用のカメラバッグはしっくり来る物が見つけづらかったりするのです。

また、カメラを始めた当初はどういう運用にするかが自分の中で定まっていないこともあり、どんなカメラバッグが良いのかもなかなか見当が付かない、ということもありました。逆に、使い慣れてくると機材が増えたりして、また運用が変わってくる、なんて言うこともあります。

 

そうこうしているうちに、バッグの試行錯誤もだいたい落ち着いてきたので、ちょっと整理しておこう、というのが今回の記事になります。

基本的な運用は、日帰り・スナップ用のショルダーバッグと、旅行や三脚持ち出し用のリュックタイプ、の2種類になりました。とりあえず、今回はショルダーバッグ編です。

 

今、手元にあるカメラ用ショルダーバッグは次の3点。

  • エツミ シュープリームSLR
  • ハクバ Chululu(チュルル) ホリデイ ショルダーバッグ 02
  • Parcferme(パルクフェルメ) 8号帆布の一眼用3Wayカメラバッグ

全て、レンズを付けたカメラ本体+ズームレンズ2本、が入るサイズになります(APS-Cサイズであることに注意)。

 

 

エツミ シュープリームSLR

たしか、最初に買ったカメラバッグ。ヨドバシで比較的安かった……という程度の理由ですが、かなり使い心地は良いです。

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サイズ(外寸):幅33cm × 奥行き15cm × 高さ26cm
サイズ(内寸):幅28cm × 奥行き10cm × 高さ21cm
重量:530g

 

カメラ格納部。マジックテープで位置を移動可能な仕切り板が3枚入っています。

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カメラとレンズを入れた状態。

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カメラ+レンズ2本、と書きましたが、小さな単焦点レンズであればもう1本入る余裕があります。

 

カメラ収納部以外にも、収納ポケットが多いのがこのバッグの特徴。 前面のフラップを上げると小物や財布などを入れることのできるスペースがあります(フラップはマジックテープで固定)。フラップ自身にも小さな格納スペースがあり、ちょっとした物を入れることができます。自分は家の鍵を入れていました。

タブレット格納スペースもあり、小型のタブレットを収納可能。自分はタブレットを持っていないので、現地で入手したパンフレットやチケットなどを入れていました。

両サイドにもポケットがあり、フラップのあるほうはレンズキャップなど、反対側のネット状になっている方には500mlのペットボトルが入ります。

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持ち手にはパッド付き。

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ジッパーの形状が工夫されていて、リングに指を通すことで指1本で開閉可能なのは便利。

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背面には、旅行用のキャリーケースの持ち手に通すことのできるベルトが。ファスナーはタブレット格納スペースです。

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底面にはゴム足。

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このバッグで、ほとんどの用は成り立つ感じで、購入からずっとこのバッグを愛用していました。

ただ、できればもう一回り小さいバッグも欲しいなぁ、なんて思ってしまったので、他のバッグにも手を出していくことになりました。

 

ハクバ Chululu(チュルル) ホリデイ ショルダーバッグ 02

少し前に買った物。店頭で見つけて衝動買いしてしまいました。

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サイズ(外寸):幅35cm × 奥行き15cm × 高さ25cm
サイズ(内寸):幅24cm × 奥行き13cm × 高さ17cm
重量:335g

色はブルーグレー、デニム地のような素材で、派手すぎず地味すぎず、シンプルな形状も相まって言われないとカメラバッグとは分からないデザインになっています。

 

カメラ格納部。移動可能な仕切り板が2枚。

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カメラとレンズを入れた状態。ちょっと分かりづらいですが、中央にカメラ、両脇にレンズが入っています。

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このバッグの最大の特徴は、カメラ格納部の口が、 ジッパーではなくて、フラップになっていること。フラップは、マグネットで固定されるため、勝手に開いたりという事はありません。

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カメラ格納部の後ろ側にタブレット格納スペース。

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小物スペースは、フラップを上げなくてもアクセス可能。ただ、口がちょっと狭い。内部は幅一杯に使えますが、ポケットなどはありません。

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ショルダーベルトの付け根は完全に固定。背面と同じ方向になっているため、担ぐとショルダーベルトが90度ねじれるのが持っていて少しストレス。

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横から見ると三角系。サイドポケットとかは無いので、ペットボトルは入れられないのが難点でしょうか。

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底面は同じ生地でフラット。

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都内の日帰りであれば、もうこれで十分といった感じです。バッグ自体の重量も軽いですし。

 

Parcferme(パルクフェルメ) 8号帆布の一眼用3Wayカメラバッグ

最近買った物。これもネットで見て衝動買いしたやつです。

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サイズ(外寸):幅31cm × 奥行き14cm × 高さ18cm
サイズ(内寸):幅26cm × 奥行き11cm × 高さ16cm
重量:600g

 

カメラ格納部。移動可能な仕切り板が2枚。

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カメラとレンズを入れた状態。

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タブレット格納スペース。室としてはカメラ格納部と同じで、仕切り板で仕切られているだけなのですが、タブレットスペースのみにアクセスできるジッパーがあるのが面白い構造になっています。

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前面の小物入れスペース。ポケットが2つあり、整理して小物を収納できます。

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側面はネット状のポケット。500mlのペットボトルは残念ながら入りません。330mlの細いタイプなら入る。

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底面は起毛された布地。手触りが気持ちいい。

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背面はメッシュのクッションですが……

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実は、もう一つベルトが隠れています。こちらを利用することで、スリングバッグ(斜めがけ)や、ウェストバッグとしても使える仕様になっています(ゆえに3Way)。

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あと、レインカバーも付いています。普段は折りたたんでバッグ内に収容可能。

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コンパクトで、容量が大きくて、デザインもいい、かなりよくできたバッグです。帆布の手触りも良し。

残念ながら、生産終了品(というか、販売店舗が見つからない……)のがネックですが。たまたまAmazonで在庫処分的な価格で売っているのを見つけて、思わず買ってしまいました。

 

 

ショルダーベルトが少し味気ないので、ここはカスタマイズしても良いかもしれません。少なくともパッドは欲しい。

 

 

ひとまずは、用途に合わせてこの3種類を使い分けていく感じですかね。1つにまとまればそれが一番良いのですが、なかなかそうも行かなさそう。

そして、この他に、小旅行用のリュックタイプのバッグなどもあるのですが、それはまた別の機会にご紹介できればと。