10月の半ばに、遅い夏休みを取って、広島県の呉・竹原に旅行に行ってきました。3泊4日で、最初の2日は呉、あとの2日に竹原、という日程です。
持っていった物は、カメラ(FUJIFILM X-T30)と交換レンズ3本(XF18-135mmF3.5-5.6 R LM OIS WR、 XF23mmF2 R WR、XF14mmF2.8 R)。メインはXF18-135mmの便利ズームで、建物などを撮るときのために超広角のXF14mm、室内などで光量が欲しいときにXF23mmという使い分けを想定していました。結果的には、XF23mmはあまり使いませんでしたが……。
あと、夜景も撮るつもりだったので、三脚を。
着替えは、ホテルにコインランドリーがあることは調査済みだったので、上下の替えを1着、下着類は念のため2着。その他日用品や充電器などを。
カメラは小型ショルダーバッグ型のカメラバッグに、その他はリュック型のカメラバッグ(カメラスペースは取り外して)に入れて出発です。
1日目
東京から朝の新幹線に乗って、広島にお昼頃到着。で、広島といったらお好み焼きたべなきゃでしょ、というわけで、駅近くのお好み焼き屋で昼食。
広島のお好み焼きを食べるのは初めてだったのですが(というか、広島に来たこと自体が初めて)、具だくさんで美味しかったです。熱い鉄板の上なので、冷めることなく最後までアツアツでいただけるのもGood。
てつのくじら館と呉港
腹ごなしも済んだところで、電車(呉線)に乗って呉駅に向かいます。
駅から出て、ホテルに荷物(リュック)を預けて、まず最初の目的地、「てつのくじら館」へ。向かう途中の遊歩道から見えた店の中に、何かが見えた気がしますが、いったん置いといて。
遊歩道を通って、ショッピングモール「ゆめタウン」の中を抜けると、見えました。潜水艦。近くに寄ってみるとでかい……。ゆうしお型7番艦「あきしお」だそうです。
ここでは、実際の潜水艦(もちろん退役済み)の中に入れるのが最大の目玉。ただ、艦内は撮影禁止でした。そりゃそうか……。
見学ルートは、主に居住区と、司令室になります。士官用3段ベッドとか、めちゃ狭い……起き上がったら絶対頭を打ち付けるサイズなのですが、どうやって暮らしているのでしょう。唯一の個室となる艦長室も見れましたが、こちらも狭い。ベッドと机と洗面台だけ。「沈○の艦○」で出てきた艦長室描写とかやっぱりフィクションですね……。
司令室では、実際に潜望鏡を覗き込むことができるのが目玉。倍率の違う潜望鏡が2台あるんですね。確かに外の様子が見えました。なおニコン製。
また、常設展として、掃海部隊や日本の潜水艦隊の歴史についての展示もありました。
てつのくじら館を見終わった後、中央桟橋のフェリーターミナル2階から、湾内の撮影。
呉の夜景
撮影を終え、一旦ホテルに戻って、三脚を持って再出発。行き先は、ホテルにほど近い、くれ観光情報プラザ。ここで、事前に申し込んでいた旅タクシーに乗って、目指すは灰ヶ峰の頂上。ここには展望台があり、夜景撮影の絶好のスポットなのです。
タクシーは30分ほど山道を登って、頂上に到着。昼間は暑いぐらいだったのですが、夕暮れ、山の上ということでだいぶ冷え込みます。この日の天気はあいにくの曇り空。予報では雨も降るかもしれない、という天候でした。
さっそく、三脚をセットして、撮影開始。まだ夕方、という時間帯なので全体的に明るいです。
だんだんと日が落ちて、辺りが暗く、街の灯りがきらびやかになっていきます。
少しズームして、街の中心部を撮影。
秋の日はつるべ落とし。あっという間に辺りは暗くなっていきます。
上の写真の左側にある山、「休山(やすみやま)」を挟んだ阿賀地区もパシャリ。
そして、完全に日は落ちて、ほぼ真っ暗に。
中四国三大夜景、と言われるだけあって、山と海と島と街の灯りが見渡せる風景はまさに絶景。
ちなみに、道の灯りが「くれ」という文字に見える、らしいのですが、どうでしょうか。
と、ここで雨が降ってきたので、残念ながら退散(カメラが防塵防滴では無いのです)。
そんな感じで1日目は終了です。
2日目に続く。