透明な七月

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文月十一郎のブログです。趣味のことなどをつらつらと。写真多め。

夕暮れの東京ゲートブリッジを自転車で楽しむ

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東京・江東区若洲海浜公園に自転車で行ってきました。

 

若洲海浜公園とは

若洲海浜公園は、東京湾に作られた人工島にある公園です。

 

 

休みだし、どこかに写真を撮りに出かけたいと思っていたところ、こちらを見つけました。

サイクリングロードが整備されていること、「東京ゲートブリッジ」という個性的な形状の橋が撮影スポットになっているということで、せっかくなので自転車で行ってみることに。

距離感が分からなかったので、機材はX-T5にTamron 18-300mmを持って向かいます。

 

自転車の装備について

ルートについて調べると、家から自転車だと1時間半~2時間ほどかかる模様。最寄り駅は新木場駅ですが、そこまで輪行すると今度は近すぎる。

というわけで、まずは東京駅まで輪行することにしました。DAHON K3を折りたたんで、輪行袋に入れて、東京駅へ。

中はこんな感じ。

展開。

 

今回、夜景撮影をするつもりなので、三脚を持ってきました。フロントキャリアにゴム紐で固定。

 

サドルを、SELLE ROYAL R.E.MEDから、GORIX A6-1に変更してみました。

ほぼフラットでレーシーな形状のサドルです。クッションはR.E.MEDより少し固いのですが、座面が広くて座りやすいと感じました。1時間以上は走るので、痛みが出ないかのテストも兼ねて。

 

あと、サドルバッグを装着してみました。Zefal Z-LIGHT Mサイズです。

輪行の際に、外したペダル(MKS シルバンツーリングネクスト Ezy Superior)2個を入れることができるサイズです。ついでに、ライト(CATEYE AMPP300)とサイコン(XOSS G)も入れることができました。口があまり開かないのがやや残念ですが。

 

走行時には、畳んだ輪行袋を入れることができます。PEKOさんのお手製輪行袋に限ると思いますが。

fudsuki.hateblo.jp

 

あと、写真には写っていませんが、ワイヤーロックも買ってしまいました。ABUS COMBIFLEX TRAVEL GUARDという製品です。

かなり短いのですが、小型軽量。それでいて強度はありそう。これもサドルバッグの中に入ってしまいました。

 

東京駅~若洲海浜公園

さて、いよいよ出発……しようとしたのですが、サイコンを取り付けようとしたところ、ハンドルバー(CATEYEのマウント)に取り付ける際のアダプターを忘れてきてしまいました……。無くても走れるものの、速度や距離を見れないのが不安。

仕方なく、コートのポケットに入れたのですが、GPSの電波を掴んでくれなかったため、サドルバッグに入れたらなんとか電波を拾ってくれました。とはいえ、速度等は見れないので、GPSログの取得のみ任せることにします。

 

東京駅から少し北方向に走って、永代通りを東に進んでいきます。

20分ほどで永代橋に。

 

隅田川の向こうにスカイツリーが見えます。

 

そこから10分ほど走った所にある富岡八幡宮ではお祭りをやっていました。

立ち寄ろうとも思ったのですが、人が多かったのでパス。

 

地下鉄木場駅近くで、永代通りから三ツ目通りに右折します。

 

夢の島の前を通って。

 

京葉線の高架の下をくぐり抜けてしばらく走ると、目的地の若洲海浜公園に到着です。

東京駅からおよそ1時間半でした。途中でコンビニに立ち寄ったり、写真を撮ったりしながらなので、もっと早く着くこともできるかと思います。

 

若洲海浜公園サイクリングロード

サイクリングロードは、入り口の駐車場の脇から入れます。海沿いにずっと進んでいくコース。

錨のオブジェ。

 

遠くには、葛西臨海公園の観覧車が見えます。

 

サイクリングロードはほぼ平坦。冬だからか、人はほとんどいません。

 

下に通っている道を見ると、所々に海洋生物のシルエットが描かれています。

 

島の南端に到達。右曲がりのカーブを2回過ぎると。

 

東京ゲートブリッジが見えてきます。

 

橋を過ぎると、サイクリングロードは右に曲がり、島の内側の方に入っていきます。キャンプエリアの脇を抜けていくと、目の前に大きな風車が。

 

風車の回りをぐるりと回って、サイクルセンターの脇を通過。ちょうど貸し自転車の返却時間でした。

 

橋のすぐそばに駐輪場があるので、そこに自転車を止めて、撮影開始です。

 

東京ゲートブリッジ(ライトアップ前)

東京ゲートブリッジ。夕日に照らされて金色に輝いていました。

 

この日は曇り空でちょっと不安だったのですが、夕日の射す方は雲が切れて、綺麗な夕日を見ることができました。

 

すぐ近くにあるエレベーターで、橋の上に行ってみます。

 

地上からとは違ったアングル。

 

橋のすぐ真下から、広角・スローシャッターで。

 

日暮れも近いので、反対側のエレベーターまでは行かずに引き返します。

 

葛西臨海公園の観覧車はライトアップが始まっていました。

 

地上に降りると、ほぼ日は沈んでいました。釣り人の姿がいい具合にシルエットに。

 

空は、刻一刻と色を変えていきます。

 

東京ゲートブリッジ(ライトアップ)

この日は、5時過ぎからライトアップが始まりました。このあたりから三脚を持ちだして、カメラを固定して撮影しています。

 

場所を変えて撮影。

 

5:30過ぎには、ほぼ真っ暗になりました。

 

せっかくなので対岸の風景も撮ります。

 

東京タワー。

 

日が暮れても、桟橋は釣り人で賑わっていました。

 

楽しいフォトポタリングでした

若洲海浜公園サイクリングロード、冬場と言うこともあってか、空いていて快適に走ることができました。ただ、小さな子供もいたりするので、スピードの出し過ぎには要注意。

そして、東京ゲートブリッジ。予想以上に近く、大きく見えました。18-300mmのズームレンズを持って行ったのですが、80mm(35mm換算120mm)程度まであれば十分という感じです。

天候に恵まれたことと(快晴では無かったけど、雲と夕日がいい表情を見せてくれました)、久し振りの三脚を持っての夜景撮影ということもあり、テンションが上がりましたね。

 

帰りは、新木場駅まで走って、そこから輪行で帰りました。走行距離は21Km(最初ちょっと抜けてるので、もう少し長いはず)。

 

新調したサドルは、お尻の痛みも出ず、いい感じでした。しばらく、これを使っていこうと思います。

 

ところで、帰りに輪行袋に自転車を入れてるときに、ビリッ、という嫌な音がしたんですよ。帰ってきてから調べたら、小さな穴が空いていました。

裏面から補修テープで塞いでおけばまだ使えるとは思いますが、やっぱり耐久性には厳しいですね(軽量・コンパクトに特化しているので仕方ない)。