透明な七月

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文月十一郎のブログです。趣味のことなどをつらつらと。写真多め。

高尾山に行ってきました

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先日、愛用しているカメラ、FUJIFILM X-T5のファームウェアアップデートが行われ、AF性能がアップしました。ということで、どこかに撮影に行こうと考えていたところ、「そうだ、高尾、行こう」と不意に思いついてしまったので、行ってきました。

 

 

麓~リフト駅まで

5月下旬の高尾山は、緑の濃い、すがすがしい空気でした。日差しは強めだったものの、森の中を通る登山道は日陰も多く、涼しい風が緩やかに吹いています。

今回歩いたのは、「1号路」と呼ばれる、メジャーで初心者向けのコース。山登りの経験は無いし、装備もちゃんとはしてないので、安全なルートで頂上を目指します。

どんな景色が撮れるかもよく分かってなかったので、カメラはX-T5に、Tamronの便利ズーム、18-300mm F3.5-6.3 Di III-A VC VXDだけを装着して行きました。

 

所々に水も湧き出しています。

 

初心者向けとはいえ、結構な坂が続きます。運動不足の身にはかなり応える。休み休みしながらゆっくりと進みます。

 

1時間半ほど歩いて、麓から延びるリフト駅まで到着。

 

リフト駅周辺

リフト駅から少し歩いた先で、都心方向を見渡せる場所がありました。

 

うっすらと見えるのは都庁でしょうか。天候次第ではスカイツリーまで見えるらしいのですが、この日はそこまでは無理でした。

 

その少し先には、蛸杉と呼ばれるご神木が。ヤマノススメで見たやつだ!

 

タコの足のように見える根のあたりには触らないよう、柵が貼られていました。

 

代わりに、撫でてもいい、タコの石像が。みんな撫でるのでツルツルです。

 

10分ほど進んだところに、食事を採れるお店が。12時を過ぎていましたが、まだお腹が空いてなかったのでそのまま進みました。

 

薬王院

茶屋から5分ほど歩いて、薬王院の山門に到着。

 

山門には四天王像が。

 

天狗の伝説にちなんで、天狗像もあります。

 

境内から続く石段を登った先に本堂が。ただ、人が多くてうまく写真を撮れなかったので、その先の石段から。

 

石段を登った先にあるのが奥の院

 

山頂

奥の院から、さらに20分ほど登って、やっと山頂です。麓からは2時間半ほどかかった感じです。

 

山頂は割と広く、さらに遠くの山々を見渡すことができます。

 

蝶が飛んでいたので、新AFの昆虫のテスト。

蝶の所を拡大。

 

このサイズではAFの成功率はあまり高くないのです(というか、フレームインするのだけで一苦労)が、合ったところではバッチリ合ってくれました。

色から察するに、ミヤマカラスアゲハという蝶のようです。

 

下山

頂上で食事をとって、しばらく休憩してから下山。少し周りを見る余裕があったのか、いくつか花の写真を撮ることができました。

登山道の脇に、キイチゴの実が成っているのを発見。

 

ユキノシタ

 

ドクダミ

 

茶屋でソフトクリームを。ミルクが濃くて美味。

 

割とへとへとだったので、帰りはリフトで下山しました。せっかくなので動画を撮ってみたけど、後で見直したらいろいろひどい(カメラワークとか)ので、切り取り静止画で。

 

疲れたけど楽しい登山体験でした

というわけで、往復5時間半。ちゃんとした登山は初めてだったのですが、すがすがしい空気に包まれて、新鮮な気分を味わえました。

18-300mmのレンズはちょっと重かったですね。超望遠域を使ったのは、遠景の都心を撮ったのと、蝶の撮影ぐらいだったので、標準ズーム、あるいは単焦点でも良かったかもしれません。そんな事も含めて、いい経験でした。

なお、本日は全身筋肉痛です……。