透明な七月

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文月十一郎のブログです。趣味のことなどをつらつらと。写真多め。

晩秋の大山(神奈川・丹沢)登山

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11/23(勤労感謝の日)に、神奈川・丹沢地域にある大山(おおやま)に登ってきました。

 

 

膝痛対策

これまで、何度か登山を経験してきましたが、毎回のように膝(左膝)に痛みが出て、後半の下りで辛い思いをしていました。

というわけで、今回は膝の痛みに効くという、靴の中に入れるインソールと、膝サポーターを買ってみました。

 

 

インソールは、標準の物は1枚のシートですが、今回買った物は複数の素材で構成されていて、特にかかとの厚みが厚くなっています。また、より立体的な構造に。

膝サポーターはとりあえず安くてどこでも買えるやつを。

使ってみた結果ですが、今回は膝の痛みは出ませんでした。どちらが効果あったのかは分かりませんが、自分的には大満足です。

足自体は疲れますけどね……(これは自分の体力不足)。

 

登山ルート

大山に登るルートはいくつかあるのですが、今回はヤビツ峠というところから登るルートを選んでみました。

有名なのは、大山阿夫利神社下社を経由するルートなのですが、ここが紅葉の名所で、この時期、激混みらしいのです。

というわけで、人の少なめなヤビツルートを選びました。

 

朝8:30ごろ、最寄り駅の小田急秦野駅に到着。ところが、バス停がものすごい行列です。先の阿夫利神社ルートは別の駅からのスタートなので、ヤビツ行きだけでもこの人数……。自分もその一人なので、人のことは言えないのですが。

ただ、臨時バスが出ていたので、1時間待ちとかそういう事は無く。バス2台逃して、8:50ごろ出発。

9:45ぐらいにヤビツ峠に到着。

 

駐車場のモミジはちょうど紅葉の見頃でした。

 

バス停脇の階段から出発。バスは満員でしたが、大山へいく人はわりと少なめでした。

天気は晴れ~薄曇り。風はほとんどありません。駅のあたりは暖かかったのですが、ヤビツは少し涼しい。上に防寒用のフリースを着て、出発します。

 

階段を上った先にあるレストハウスにも、大きなモミジ。

 

登り(前半)

序盤は、登山道のあちこちで紅葉を見ることができました。

 

観光名所と違って、一面の紅葉、というわけではないのですが、自然な感じがして、これはこれでいい雰囲気です。

 

道は、歩きやすいところもありますが。

 

こんな岩場もあり、かなり変化に富んでいます。


登り(後半)

ようやく半分まで来ました。ここまで約1時間ほど。

 

少し歩くと、遠くに市街地を眺めることができます。

 

道は石が多く出ていて、歩きづらい。あと、木の葉は既に落ちて、枝だけになった木が多くなります。

 

中間地点から30分ほど歩いたでしょうか。ふと左手の方を見ると。

富士山!

東京住まいなので、この大きさはすごく大きく見えます。ちょっと元気が出ます。

 

さらに10分ほど歩くと、よりハッキリと富士山を見ることのできるポイントがありました。写真を撮っている人も。

中腹に雲がかかっていて、その下が見えないため、まるで頂上付近が宙に浮いているみたいです。

 

さらに10分ほど歩くと、別ルート(阿夫利神社下社)からのルートとの合流地点に。突然人が多くなります。

 

鳥居をくぐって。

 

頂上、阿夫利神社本社に到着です。約2時間の登山でした。

 

頂上

頂上は、祝日だけあって、かなりの人混み。

人が多いせいか、スマホの電波のつかみが非常に悪く、まともに通信ができませんでした。

また、かなり涼しいので、登っている途中で脱いでいたフリースを着直しました。

見晴らしは最高。

 

X-T5のパノラマ撮影機能で。手持ちなのでちょっとズレてますが。

 

少し移動すると、富士山もよく見えます。

 

近くに温度計があったのですが、気温は……10℃。寒いわけです。

 

空いているスペースを見つけたので、お昼ご飯。

周りでは、小型のガスバーナーでお湯を沸かしてカップラーメンやレトルトを温めている人もいました。暖かそうでいいなぁ……。でも、機材持ってない。

 

1時間ほどのんびりと休んだ後、無事に下山できることを祈ってから、下山します。

 

下山

下山ルートは、行きと同じ、ヤビツ峠に向かうルートで。下社のほうに向かうルートにしようかとも思ったのですが、予定していたルートで進みます。

結構な急坂で、石も多く、キツイ。

 

途中の見晴らしポイントで一休み。奥に見えるのは相模湾? 撮ったときには気付きませんでした。

 

登っているときは気付かなかった、小さなお地蔵様。

 

少し傾いた日差しが紅葉に当たって、とても綺麗。

 

こうして、無事、下山。前述の通り、膝の痛みも出ませんでした。時間はおよそ2時間。登りとほぼ同じペースだったようです。

レストハウスで少し休みたかったのですが、バス停まで降りた瞬間にバスが来たので、そのまま乗って帰りました。

 

今季の登山はこれがラストかな

大山、登山道はしっかり整備されていますし、迷うことも無く行けたのは良かったです。頂上に人が多いのはちょっとアレでしたが、眺めはとても良かったですね。達成感が大きい。そして、富士山が大きく見えるのはやはり新鮮です。

そろそろ冬シーズンになりますが、冬山装備を持っていないので、ちゃんとした登山は今季はこれでラストかな、と考えています。春先は花粉症が酷いので、それが落ち着いたらまた行ってみたいですね。

 

カメラ機材ですが、軽量化のために、レンズを今使っているXF18-55mmF2.8-4 R LM OISから、XC16-50mmF3.5-5.6 OIS II にしようかと検討しています。少し暗くなりますが、100g近く軽くなるのは魅力。レビューを見ると写りは満足のいく物みたいですし、広角16mm(35mm換算24mm)まで写せるようになるのは魅力的。望遠は少し短くなりますが、X-T5の4000万画素は、後からいくらでもトリミングできるので。

 

 

登山ネタが増えてきたので、ブログにカテゴリー「登山」を新たに作りました。よろしければはどうぞ。

fudsuki.hateblo.jp