透明な七月

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文月十一郎のブログです。趣味のことなどをつらつらと。写真多め。

旧岩崎邸庭園を超広角レンズで撮ってきた

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平日に休みが取れたので、上野にある「旧岩崎邸庭園」に行ってきました。

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www.tokyo-park.or.jp

 

三菱財閥岩崎家の茅町本邸だった建物とその庭園を公園として整備したもので、国の重要文化財にもなっています。メインの洋館が建てられたのが、明治29(1896)年。

で、平日のみ、館内の個人的な写真撮影がOK、ということで、行きたかった場所なのです。

 

カメラには、超広角レンズのXF14mm F2.8 R(35mm換算21mm)。念のため、標準ズームのXF18-55mmF2.8-4 R LM OISも持っていきましたが、結局使いませんでした。

 

 

洋館内部

入り口を入ってホールから左側を。重厚な雰囲気ですが、窓からは光が入って、暗い感じはありません。

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廊下にあった暖炉。様々な装飾が施されていて、非常に豪華。ここ以外にも、各部屋に暖炉が設置されています。

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こちらは別の部屋の暖炉。先ほどの物とは装飾が異なります。

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天井も非常に凝った装飾。

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サンルームの窓からは、撞球室(ビリヤード場)が見えます。こちらは残念ながら内部見学不可。

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大階段を上がって2階へ。

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2階婦人客室。こんな部屋でゆっくりとお茶でも飲みたい雰囲気。

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客室の窓とカーテン。

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ベランダからの眺め。

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屋根裏に続く階段と、そこにひっそりと置かれたテーブルと椅子。光と影のコントラストが素敵。

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トイレの手洗い場。シンプルだけどかっこいい。

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一度、1階のホールに戻り、メインの部屋とは反対方向に進んでいきます。

途中でひっそりと見える小階段。年月を経たたたずまいが堪らない。

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和館内部

そして、廊下は突然和風になります。洋館とは別に建てられた和館とつながっているのです。当時最先端の西洋建築も、和室も楽しめるとはなんと贅沢なことか。

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開いた障子から庭を見渡してみた。

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先ほどの廊下を右に曲がったところ。

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和館の廊下から庭と洋館を。

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外に出て、庭から和館と洋館を。

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外から洋館を見上げて。

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終わりに

先日行った、江戸東京たてもの園もそうですが、建築写真に、XF14mmはピッタリですね。超広角なので、画角が広い・奥行き感が出せるのはもちろんなのですが、高い解像感に、歪曲収差を徹底的に抑えた、というだけあって、まっすぐな線がピタリと決まります。

建物が好きな人、室内写真を多く撮る人であれば、持っていて損はしないレンズだと思います。