透明な七月

透明な七月

文月十一郎のブログです。趣味のことなどをつらつらと。写真多め。

旧前田家本邸を撮ってきた

この記事をシェアする

真夏の猛暑はひとまず落ち着いた感がある今日この頃ですが、それでもまだ暑い……。雨も降りそうな気配。

こういう天気ですと、家の中でのんびり過ごしたいのと、写真を撮りに行きたいという気持ちが半々。そこで思いついたのです。屋内で涼しいところで写真を撮ればいいのでは……?

というわけで、ちょっとググったところ、東京・駒場東大前に、「旧前田家本邸」という洋館があるのを知りまして。ちょこっと行ってきました。

 

 

旧前田家本邸

旧前田家本邸、というのは、旧加賀藩主の前田家が、昭和の初めに建てた洋館だそうです(別棟で和館もあり)。

詳細は、公式ページをご覧下さい。

 

www.syougai.metro.tokyo.lg.jp

 

敷地は、現在、駒場公園として開放されていて、館内も自由に見学ができます。

最寄り駅は、京王井の頭線駒場東大前駅。そこから徒歩で10分ほど歩くと、住宅街の中に木々の生えた公園が目に入ります。その一角に、目的の旧前田家本邸があります。

 

建物メインの撮影ということで、レンズは超広角のXF14mm F2.8 Rをセット。念のため、SIGMA 30mm F1.4も持っていきました。

 

上の写真はSIGMA 30mm F1.4で撮影。

 

洋館1階

入り口近影。立派な構え。

 

庭の方に回って外観を。

 

入り口を入ると、赤い絨毯の敷かれた長い廊下が目に入ってきます。

 

1階は、社交スペースとして使われていたそうです。すぐ右手が応接室。

 

右手奥が大食堂になっています。

 

大食堂の更に奥は小食堂。プライベートな食事はこちらで摂っていたのだとか。

 

同じぐらいの位置から、SIGMA 30mm開放F1.4で。

 

階段の下には、ちょっとした談話スペースも。

 

廊下の壁紙。

 

階段を上って2階へ向かいます。

 

洋館2階

階段を上ったところで後ろを振り返ると、豪華なシャンデリアとステンドグラス。

 

2階は主にプライベートルームになっています。

 

入り口の張り出したところ。さすがにバルコニーには出られませんでした。

 

和館

少し離れたところに和館があります。

 

襖で仕切られてはいますが、大きな和室の広間になっています。

 

欄間の透かしも細かい。

 

庭園はそれほど広くはありませんが、質素で、落ち着いた雰囲気。

 

庭に面した廊下。ここから先は立ち入り禁止だったのでここまで。

 

というわけで、久し振りのレトロ建築写真でした。楽しかったけど、ブログにまとめていると、撮り忘れとか、失敗写真の多いことに気付く……。

近場ですし、また季節が変わった頃に行ってみたいですね。