ふと思い立って、東京・六本木にある国立新美術館に写真を撮りに行ってきました。
都内有数のフォトスポット、というのを知ってはいたのですが、今まで行ったことが無かった場所です。
機材について
カメラはFUJIFILM X-T5。レンズはいつものXF18-55mmF2.8-4 R LM OISと、建物の撮影ということでXF14mmF2.8R、あとカメラバッグにスペースがあったのでSuperTAKUMAR 55mmF1.8も持っていきました。
実際に一番多く使ったのはXF14mmでした。広く撮れるのと、パースが大きく付いて立体感が増して見えるのがメリットですね。
館内写真
というわけで、早速撮ってきた写真をご覧ください。
全面ガラス張りの壁面になっていて、個々の窓は直線なのですが、全体で見ると曲線という複雑な形状になっています。また、ガラスから差し込む光と影が美しいコントラストを描いています。撮っていて楽しい。
モノクロもいい!
撮影時は、フィルムシミュレーションをPROVIA(Standard)で撮っていたのですが、撮っている間に思ったのが「これ、モノクロでもいけるんじゃないか?」ということでした。
ということで、家に帰ってから、RAWからACROS(モノクロ)で現像し直してみました。
上に貼った写真のモノクロです。雰囲気はだいぶ変わりますが、やはりかっこいい。ガラスを支える柱のソリッド感と、暗部にかけてのグラデーションが良い感じです。
他にもモノクロで良いと思ったのを何枚か。
最後のだけ、オールドレンズのSuperTAKUMAR 55mmF1.8で撮った物です。現代のレンズとは違って柔らかい感じがいい雰囲気になったと思います。