透明な七月

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文月十一郎のブログです。趣味のことなどをつらつらと。写真多め。

真夏の台湾旅行(4日目+最終日)

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台湾旅行、4日目はまた台北市内をぶらぶらしてました。

 

 

釈迦頭を買いに

朝一で、ホテルの近くにあった市場へ行ってみました。

 

目的は、「釈迦頭(シャカトウ)」というフルーツ。

「鍋に弾丸を受けながら」という旅行グルメマンガがありまして、その中にあった、台湾での釈迦頭のエピソードが印象に残っていたのです。

 

 

実は、2日目に別の市場に行ったときに、果物屋で見かけてはいたのです。しかし、日中暑い中持ち歩くわけにも行かず、その時はスルー。

その後、地図を見たら、ホテル近くにも市場があったのでここにもあるんじゃないか、と考え行ってみたわけです。

フルーツを売っているお店はあったものの、釈迦頭は無し。

 

仕方なくホテルに帰ったのですが、その帰り道の途中に果物屋がありまして。そこで釈迦頭が売っていたのです。というわけで、買ってきました。

大きさは、直径10cmぐらいでしょうか。

ホテルの冷蔵庫に入れて、日中は出かけ、帰ってきたら食べることにしました。

 

帰ってきて、冷蔵庫から取り出してみると、ちょうどいい具合に柔らかくなっていました。というか、上の写真のネットから取り出そうとしたら崩れそうになるぐらい。これは確かに日本への輸送は困難です。

その名の通り、お釈迦様の頭の螺髪のような粒を手で取って食べてみます。中はまるでクリームのような感触。

味はというと、滑らかな甘さが際立つ中にかすかな酸味。他のどの果物でも味わったことの無い味覚でした。結構でかい種があるのでそこを気をつけて。甘党の方は是非、夏の台湾に行って食べてほしい果物です。

なお、夕食で腹いっぱいだったこともあり、全部は食べきれませんでした……。「鍋弾」のエピソードにあるとおり、日本に持ち帰って何日かに分けて食べたかった……。

 

レンブも食べました

書くのを忘れてましたが、3日目に基隆の屋台で、カットされた蓮霧(レンブ)も買って食べてみました。


こちらは、とてもみずみずしい果肉。日本の梨とリンゴを掛け合わせたような味と食感でした。爽やかで、食後のフルーツには最適。

 

寺院巡り

4日目は、市内のいくつかの有名な寺院を巡ってみました。

最初に行ったのは龍山寺

 

台湾のお寺は、豪華で派手めなのもそうですが、だいたいどこもお参りに来ている人たちがいて、「生きている」感じがして良いですね。

 

続いては、少し北の方に行って、台北孔子廟

 

文字通り、孔子を祀った廟です。孔子やその弟子たちについての解説もありました。

夏なので、庭園ではサルスベリの花が咲いていました。

 

書家の人に一筆、記念に書いてもらえるということで(無料)、せっかくなので書いてもらいました。いろいろ選択できるのですが、今回は健康を願って。

 

続いて、孔子廟のすぐ近くにある、大龍峒保安宮というお寺へ。ここも立派な建物です。

 

余談ですが、このあたり、松山空港が近いため、飛行機がかなり近く、頻繁に飛んでいました。台湾国内便なので、日本では見られない飛行機を見ることができます。

 

ガチョウ料理専門店で昼食

お昼ご飯は、「阿城鵝肉」という、有名なガチョウ料理専門店へ。

店先に設置されたタブレットに人数を入れると整理券が発行されるシステム。整理券に書かれた番号で呼ばれるのですが、中国語読みなので何番か分からない……と思ったら、整理券のQRコードスマホで読むと、あと何人というのがわかるシステムになっています。便利。

ガチョウ肉の燻製(1~2人前)と、ガチョウの油ごはん、血糕湯という動物の血を混ぜた餅の入ったスープをいただきました。

 

ガチョウ肉は、脂がのっていて美味しかったです。油は強いけどしつこくないのがいい。ガチョウの油ごはんも美味。肉と一緒に食べるとおいしさが際立ちます。

血糕は、意外とクセが無く、こちらもすんなり食べることができました。ただ、餅なのでちょっと量が多かった。スープ自体は美味しかったです。

 

ミニチュア博物館

食事の後は、歩いて10分ちょっとの所にあるミニチュア博物館へ行ってみました。ビルの地下という、ちょっと博物館とは分からない位置にあります(地上にも看板は出ています)。

館内には、所狭しとミニチュアによるドールハウスジオラマが多数展示してあります。童話をモチーフにした物や

 

リアリティあふれるドールハウスなど、かなり見応えがあります。日本語の解説も多く、助かりますね。

 

特別展として、日本の古いおもちゃの展示もありました。

 

迪化街

ミュージアムを出たときは雨が降っていたため、しばらく喫茶店で雨宿り。そのあと、迪化街(てきかがい、ディーホアジエ)という、古い問屋街に行ってみました。

 

旧正月前などは大賑わいになるらしいですが、この日は平日で雨が上がった直後という事もあり、そこまで混雑はしていませんでした。

 

問屋街ということで、さまざまなお店が軒を連ねています。

 

ネコチャン

 

OLYMPUS PLAZAって……え? と思って入ってみたら、本当にOLYMPUS(現OMDS)のカメラのショウルームでした。

 

チャイナドレスの生地?

 

「青葉」で夕食&寧夏夜市をのぞきに

夕食は、たまにはちゃんとした料理を食べようと言うことになり、「青葉」という有名店へ。

 

美味しいし、盛り付けも綺麗だったのですが、ちょっと頼んだ量が多く、食べきれませんでした。

 

食後は、台北3大夜市のひとつ、寧夏夜市へ。

 

さすがに人も店も多い。と思ったら、道路工事中で道幅が狭くなっていて、その分混雑が増していたようです。

 

お腹いっぱいだったので、特に何も食べず、雰囲気だけ味わってきました。

 

最終日&帰国

最終日は、帰国の飛行機がお昼過ぎの出発だったため、台北駅近くの水餃子専門店で早めの昼食。開店と同時に入ったにもかかわらず、すぐに店内は地元のお客さんで一杯でした。そんな店なのでもちろん味は美味しい。

 

食後は空港に向かい、無事、帰国できました。

 

楽しい台北旅行でした

そんな感じで、かなり疲れましたが、楽しい台北旅行でした。行きたいところ、食べたい物はだいたい予定通り制覇した感じです。

日中のにわか雨はありましたが、本気でひどい天候(台風とか)には当たらず、ラッキーでしたね。

台湾の夏は確かに暑いのですが、日本(東京)に比べると、若干過ごしやすい感じでした。日差しは強いけど、日陰に入るとそれほどでも無いし、屋根の着いた歩道が多いのである程度日陰の中にいることができるのも大きかったと思います。

反省点としては、体力ないのと、ドール撮影慣れしてなくて、特に後半あまり撮れませんでした。もう少し頑張ろう。