透明な七月

透明な七月

文月十一郎のブログです。趣味のことなどをつらつらと。写真多め。

真夏の台湾旅行(2日目)

この記事をシェアする

台湾旅行 2日目です。

この日は、市内の有名な箇所を散策してみました。

 

 

中正紀念堂

中正紀念堂は、中華民国の初代総統、蒋介石を祀った施設。「中正」というのは、蒋介石の本名だそうです。

とにかく敷地が広い。東京ではこういう施設はありません(公園や庭園はありますが)から、とても新鮮です。

 

本堂の中には蒋介石の大きな銅像が。

 

天井は台湾の国旗をモチーフにしたデザイン。

 

本堂から見た正面の庭園。

 

建物の中には、蒋介石由来の展示が多数。

 

執務室のレプリカも。

 

東門市場

中正紀念堂を見学したあとは、近くにある東門市場へ行ってみました。

 

地元に暮らす人たちの市場ということで、様々な食材などが売っています。こういうの大好き。

 

日本ではネーミング論争が起きる、円筒形にした生地の中に餡を入れて焼いたお菓子、ここでは「車輪餅」と呼ばれていました。

 

台北駅地下街オタク街

地下鉄(MTR)で台北駅に戻って、地下街にあるというオタクショップを目指してみます。

 

ただ、行った時間が少し早く(といっても、午前11時過ぎ……)、まだ開店していない店も結構ありました。

 

友人が衝動買いしてたTシャツ(笑)。

 

わかりやすいネーミングのお店。フリーレン推しのようです。

 

ガチャガチャのショップが多数ありました。ただ、置いてあるのはほとんど日本のもので、物珍しさは無し。あとはゲームショップ。

 

浴衣祭りというイベントが行われるようです。浴衣のレンタルも行われていました。

 

西門町

 

またMTRで少し移動して西門町へ。ここは「台湾の原宿」とも呼ばれる若者の街。

まず、友人の希望で、虱目魚(サバヒー)と呼ばれる魚を食べられるお店に。台南名物ということで、台北でもちょっと珍しい食材のようです。

サバヒーのお粥をいただきました。白身の魚ですが、濃厚な味わいで美味しい。

 

西門町にはドールショップがあると聞いていたのですが、ビルが閉じていたため断念。

 

マンガ「ばくおん!」ののぼり。台湾編があるそうなので、その繋がりでしょうか。

 

せっかくなので、近くにある台北アニメイトへ。

売っている本はほとんどが日本のマンガの中国語版。雰囲気は日本のアニメイトと変わらない感じ。

 

さらに、とらのあなにも。日本の実店舗はほとんど無くなってしまいましたが、雰囲気は日本と変わりありません。台湾産の同人誌も売っていました。

日本のイラストレーター(千種みのり)のイラスト展が行われていました。

 

台北101

突然の大雨(スコール)が降ってきたので、近くにあった喫茶店で雨宿り。

1時間ちょっとで雨は止んだので、ふたたびMTRに乗って、台北101タワーに向かいます。

文字通り、101階、高さ509.2mの超高層ビル。地上から見上げてみるとこんな感じ。

 

89階と101階に展望室があるのですが、101階のは値段が高いので、日和って89階へ。エレベーターであっという間に到着します。

台北市街地(西向き)。雲が厚いのがやや残念ですが、素晴らしい見晴らしです。

 

ズームして遠方を。

 

こちらは東向き。台北は山に囲まれた盆地のため、すぐ近くに山が迫っています。

 

北東方面を少しズーム。泊まっているホテルがこの方角にあるはずなのですが、もちろん分かりません。

 

北方向。左側に見える丸い屋根は台北ドームです。遠くの平らな部分は松山空港

 

これは南向き、かな。遠くに山々が連なっています。

 

真下を見下ろしたところ。「人がゴミのようだ」という有名なセリフがありますが、この高さだと人はほとんど見えません。車がゴマ粒のようだ。

 

ひとつ上のフロアでは、ガラス越しで無く直接外に出られる展望台があるのですが、この日は天候不順で閉鎖されていました。残念。

 

もう一つ、外の景色以外に見ておきたかったのが、ビル内に設置してあるチューンドマスダンパーという装置。

展望室の内側に設置してある巨大な装置。強風による振動を、質量によって減衰させるそうです。直径5.5m、重さ660t、41枚の鋼板を溶接した球体を、直径9cmのワイヤー16本で支えているそうです。こうやって直に見られるのは世界中でも台北101だけなのだとか。

 

帰り際、夕日に照らされる街並みが綺麗。

 

象山から夜景撮影

台北101から一駅隣、MRT淡水信義線の終点の象山駅に移動。ここには、その名の通り象山、と呼ばれる小さな山があり、ここから見る台北の景色・夜景が素晴らしいと聞いていたので登ってみました。

いくつかルートはあるらしいのですが、今回は長いけど緩やかなルートで。

 

象山だけに象さんのオブジェ。

 

道を確認しながらスローペースで進みます。目的の展望台に着いた頃には、あたりはかなり暗くなっていました。

 

しばらく待っていると、展望台の人も減ってきたので、三脚をセットして撮影開始。

 

なお、この時、アホなことにドールも持ち込んでいたのですが(というか、被写体としてはそっちがメイン)、その写真は後ほど「ドール編」としてまとめたいと思います。

 

帰り際に良い撮影スポットがあったので、ライトアップされたタワーをパシャリ。

 

夕食は夜市で(石牌夜市・士林夜市

撮影後は、夕食を食べに夜市へ向かいました。ただ、昨日の饒河街観光夜市がものすごい人混みだったため、空いていて座れる場所が良いね、ということになり、MRT淡水信義線に乗って石牌という駅へ。この近くに石牌夜市というのが出ていて、地元ローカルで空いているという話を聞いていたのですが……。

ローカルすぎた。

夜市というと、道を封鎖して屋台が並んでいるというイメージだったのですが、ご覧の通り、道は開けていて、車やバイクが普通に走っています。

店も、屋台というか、普通に商店の店先が開いています、という感じで、座ってゆっくり出来という感じではありませんでした。

 

仕方ないので、MRTで剣潭駅に戻って、今度は最もメジャーな夜市のひとつである士林夜市へ。

 

さすがに混んでいますが、店も多い。

(すいません、もうだいぶ疲れていて、写真をあまり撮っていませんでした)

とりあえず、台湾名物の麺線を食べることに。

具無しの素の麺線です。乗っているのはパクチー

そうめんのような極細の麺が、とろみのあるカツオ出汁のスープに入っています。もちろんホット。

疲れた体にもスルスルと入っていき、無事完食。具無しでも十分美味しかったです。

 

これだけだと少し物足りなかったので、これも台湾名物、鶏排を購入。

 

ただ、これが想像以上にデカかった……。日本のコンビニでも売っていたことがあったので知ってはいたのですが、それより2, 3割はでかい感じ。

スパイシーながらもほんのり甘い香りが、とても台湾チックで良かったのですが、さすがに量が多かった……。というわけで、この2食で終了です。

 

ちなみに、この日の歩数はおよそ32,300歩。平日だと3,000歩程度しか歩かない生活をしているので、かなりキツかったです……。