呉・竹原旅行、最終日は、竹原市街から少し離れて、大久野島という島に行ってきました。
前回分はこちら。
ウサギの島
竹原駅から呉線で忠海(ただのうみ)駅まで。すぐ近くの港から、フェリーに乗って大久野島に向かいます。

数分で島に到着。

すると……寄ってくるウサギ!

この島、野生のウサギが多数生息していることで有名なのです。野生とはいえ、人慣れしていて、こんな近くまで寄ってきます(下に映っているのは自分の足)。そして、餌をくれとねだるのです。
というわけで、しばらくウサギ写真をお楽しみください。







戦前・戦中遺構
大久野島は、現在でこそウサギの島として有名ですが、戦争に翻弄されてきた島でもあります。
日露戦争前には、要塞として、島に砲台が設置されました。そして、二次大戦時には、毒ガス兵器を作る工場が設置されたのです。
島には、その当時の遺構が残っており、見ることができます。
北部砲台跡
北部にある砲台跡のひとつ。この上に、大砲(12cm速射加農砲)が設置されていたそうです。

中は半球状になっていて、頂点に地上に続く穴が空いています。回転台座を固定していたのでしょう。

こちらは砲撃指揮所でしょうか。


発電所跡
時代は変わって二次大戦時。島には毒ガス工場が建設され、その工場の稼働に必要な電力を生み出すための発電所も建設されました。

今は、ご覧の通り廃墟となっています。



毒ガス貯蔵庫跡
こちらは作った毒ガスタンクを貯蔵していた場所。戦後、毒ガスを処分する際に、火炎放射器で焼却する方法が使われ、そのときの熱でコンクリートが真っ黒になったそうです。


研究所跡
毒ガス研究をしていた場所。検査や機密書類の保管場所になっていたそうです。


すぐ近くには、毒ガス資料館があり、悲惨な歴史を垣間見ることができます。中は撮影禁止でしたが、屋外に、当時使われていた製造器具の一部が展示されていました。

大久野島の風景
最後に、大久野島で見た風景をご紹介。海の向こうに島々が見えるのは、瀬戸内海ならではの光景でしょう。1周4Kmほどの小さな島ですが、見所が多いのと、アップダウンもあるため、意外と周回には時間がかかりました。










地層がよく見える部分もあるので、ブラタモリごっこも可能です。タモリさんみたいに知識が無いので、○○岩~、とか分からないのですが。

そんな感じで、4日間の旅を満喫したのでした。歩きづめで疲れましたが、とても楽しい時間でした。