ここのところ、突然、オーディオ熱が燃え上がってしまいました。
オーディオの世界、上を見たらきりが無いのは知っているのですが、下の方でももう少しレベルアップしたいなーと。
で、まず不満があったのが、PC周りのサウンド。
これまで、Olasonic TW-S5という、卵形のスピーカーを使っていたのですが、もう5年近く使っていて、飽きが来ていた、というのが大きいです。もう少し言うと、解像感は高く、高音は綺麗に出るものの、低音が不足。あと、ボリューム調整が低いレベル(WIndowsのボリュームで5~6程度まで)しか実用にならない(それ以上はうるさすぎる)ので、音量調整がやりにくい、というのもありました。
そんなわけで、ネットを廻って、なにか代わりになる良いスピーカーはないか、と探したところ……ありました。それが、JBL PEBBLESです。
JBL Pebbles バスパワードスピーカー USB/DAC内蔵 ブラック JBLPEBBLESBLKJN 【国内正規品】
- 出版社/メーカー: JBL
- 発売日: 2013/09/05
- メディア: Personal Computers
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タイヤの接地面を平らにしたような、これまた変わった形状。ですが、評価は高い模様。4年前に発売された製品ですが、今だ現役製品として売られている当たり、これは良いのではないか、と思いました。TW-S5と比較した記事もあり、TW-S5よりも音質は良好なようです。
しかも、販売価格はヨドバシで¥5,850。ポイントが2,500点ほど溜まっていたので、実質¥3,000ちょっとで買うことができました。視聴などはしていなかったんですが、これならまあハズレでも「しゃーないな」で済むレベルということもあり、さくっと買っちゃいました。
設置は、左右のスピーカーを1本のケーブルで繋いで、右スピーカーから出るUSBケーブルでPCにつなぐだけ。ただ、このケーブルがちょっと短めです。デスクトップPCで、距離によっては届かないことがあるかも……。うちは幸いにも大丈夫でしたが。
大きさは、TW-S5より一回り大きい感じ。特に奥行きが長い。とはいえ、これもうちの環境では問題なし。
さて、さっそく音を聞いてみると……。ちゃんと低音が出てる!
しかも、低音が高音と混じったりぼやけたりすることなく、それぞれの音が綺麗に聞こえるんです。
これは、スピーカーそのものの容積が大きくなったことに加え、バスレフポートの搭載、DSP搭載のDACなど、様々な工夫がされているそうです。さすが著名スピーカーメーカーならではという所でしょうか。
また、TW-S5に比べると、音の広がりが広いように感じます。TW-S5は、定位(音の聞こえる位置)はすごくしっかりしていたものの、広がる感じはあまりしなかったので。PEBBLESの定位もなかなかしっかりしています。ほぼ、目の前から音が聞こえるような感覚。
音楽だけでなく、ゲームのセリフなども問題無く聞き取れます。
音質とは関係ありませんが、右スピーカーの内側が、ダイヤルボリュームになっていて、回すだけで簡単に音量調節できるのは良いですね(OSのボリュームと連動する)。さらに、中央がスイッチになっていて、押せばON/OFFもできます。
あと、デザインの最大の特徴になっているオレンジの輪ですが、実際に設置すると、スピーカーの外側になって、自分の位置からはまるで見えません……。これだけは賛否両論かな。自分はせっかくのアクセントが見えず、真っ黒なのがちょっと寂しいです。
そんなわけで、低価格で、予想以上のオーディオ環境バージョンアップができました。やっぱり音がいいと、気分が高揚しますよね。