買っちゃいました。フジフイルムの新型ミラーレスカメラ、X-T30。
おととしの冬に、X-T20を買って、大いに満足していたのですが、新しいのが出ると欲しくなってしまうオタクの性が発動してしまい……。兄貴分に当たるX-T3の評価の高さも購入の決め手となりました。
X-T20ボディを下取りに出し、差額でX-T30を購入。実費で約75,000円。店舗保証が5,000円ほどなので、実質7万円というところでしょうか。
というわけで、さっそく開封です。
Xシリーズお馴染みの黒くてシンプルな箱。
開封すると、一番上にマニュアルや保証書、その下にカメラ本体が収まっています。奥の方にはストラップやバッテリーなど。
中に入っている物。
特徴的なのは、バッテリーチャージャーが付いていないこと。代わりに、AC-USBアダプタとUSB TypeA-Cケーブルが付いていて、これを本体に繋げてバッテリーを充電しろ、というスタンスのようです。
このUSBアダプタ、TypeAの口しか付いていな為、USB-PDには未対応。しかも、AC側のプラグが交換式になっていて、海外では別のプラグが付いているんだろうと思わせる作り。廉価機とは言え、涙ぐましい努力を感じさせます。本体はPD対応なので、高速充電が必要な人は、PD対応のアダプタとケーブルを買う必要があります。
ストラップは以前から使っていたものを流用。サードパーティー製のグリップと、ソフトレリーズボタンを取り付けて、まずはセットアップ完了です。
さて、X-T20とX-T30、最大の違いは、背面の十字キーが無くなったことでしょう。十字キーは独立したファンクションボタンになっていましたが、これが無くなったことで、代わりに画面をフリックして機能を呼び出すことができるようになりました。
ただ、このフリックと、画面タップの判定が上手くいかず、フリックしようとして画面タップ=タッチフォーカス発動、ということが多発……。事実上、タッチフォーカスが使い物にならないのは勘弁して欲しいところです。
フリックも、ちゃんと指を離さないとフリックと認識してくれないので、スマホとは微妙に操作感が違う感じです。
とりあえず、現在の設定はこんな感じ。
- ←フリック:フィルムシミュレーション
- →フリック:ホワイトバランス
- ↑フリック:測光モード
- ↓フリック:ドライブモード
- Fn:ブーストモード切替
- AE-L:AEロック
- AF-L:AF-ON
- リアダイヤルプッシュ:フォーカスチェック
- フロントダイヤル:ISO/露出補正
- リアダイヤル:シャッタースピード
X-T30になって、機能が増えたこと、また、一部の使い勝手が良くなったこと(フロントダイヤルでISO調節可能、AF枠の大きさをスポット~ゾーン~ワイドにシームレスに変更可能になった、など)で、X-T20の設定をそのまま持ってきてもうまく行かない感じです。
上の設定も、Fnボタン、下フリックは正直これでいいのか、考えあぐねているところです。
Qメニューはこんな感じ。
これもまだ要検討ですね。ダイナミックレンジ優先モードとか、わけが分かってないし……。
実写サンプルは次回!